iPadを先日購入して、ご機嫌でお絵かきをしています・・・多分・・・
(寒暖の差が激しくてお家に帰るとすぐ寝てしまっています。週末から頑張る・・・)
さて、私がiPadProを買った最大の理由「気軽にラフ&落書きを量産したい」という目的の下、TwitterのiPadの先輩フォロワー様方々からご教示を頂き、以下のソフトを試しています。
- CLIP STUDIO PAINT Pro for iPad
- PROCREATE
他にメディバンペイントやアイビスペイントを利用されているようです。
現時点では・・・
すっごく悩んでます。めちゃくちゃ悩んでます。
カスタマイズが良い感じに出来たので、若干「CLIP STUDIO PAINT」寄りになってきてはいますが、「PROCREATE」のブラシにもう少し慣れたら、正直サブスプリクションを契約してまで「CLIP STUDIO PAINT」は要らないかなぁと感じています。
というのも、元々イラストデータはDropBoxに保存していますし、両者とも直接ダウンロード、アップロードが可能。
3ヶ月両方とも使い倒してみて、その時点で決めようかなと思っています。
PUROCREATEメインであれば、CLIP STUDIO PAINT は「どうしても必要な時のみ契約」にして、保存ファイル形式もPSDにしておけば全く問題は無い。
CLIP STUDIO PAINT の線画ブラシ(薄い鉛筆)で線画のクオリティまでiPadで行けるようであれば、CLIP STUDIO PAINTを使うつもりでいますし、逆にもしかりです。
きっちりした線画から若干厚塗り・・・までは行きませんが線画に頼りきらないイラストに変えていきたいなとは思っているので、その意味でもなめらかな描き心地のPROCREATEには期待を寄せています。
メイン&設定がしっかり決まった段階でそのソフトの詳細設定を記事にはしたいと思っています。
他の方に勧めるのであれば・・・
両方とりあえず使ってみて・・・とは言いたいのですが、11インチ&PCではお絵かきしていないと言うことでしたら、PROCREATEをまずお勧めしたいです。
但し、レイヤーの限界数やキャンバスサイズ、漫画を描く等といった機能では「CLIP STUDIO PAINT」の方が優れているので、大量のレイヤーを使う方や漫画を描く方は「CLIP STUDIO PAINT」になるのかなと思います。
(とはいえ、そういう使い方の方は12.9インチを選びますよね・・・)
CLIP STUDIO PAINT Pro for iPad
PCでは日本のお絵かきソフトとしては恐らくシェアトップになっているソフトです。
EX版とPro版のざっくりとした違いは「漫画を描くならEX、イラストのみならPRO」と言ったところでしょうか。
EX版のメリットとしては、セルシスのクラウド容量が100GB (通常は10GB)になります。
価格
所謂サブスクリプション(継続支払)方式で、買い切りではありません。
様々な支払い方法がありますが、基本は以下の通りです。
- EX版 月支払い 980円 / 年支払い 7,800円
- PRO版 月支払い 480円 / 年支払い 2,800円
高いとみるか安いとみるかは人それぞれですが、私みたいに「iPadではイラストだけ!」でPRO年額契約とかでしたら、月200円ちょっとですから「いいかな?」とは思える金額ですね。
優待プランでは「デバイスを問わず利用できるサブスプリクション」と「製品版(PC)をお持ちの方が「デバイスを問わず利用できるサブスプリクション」があります。
若干後者のほうが安いのですが、後者の場合「3ヶ月の無料期間が無い」ので注意です。
利用の感想
既にPC版をお持ちの方でしたら分かって頂けると思うのですが、「カスタマイズ」前提の作りになっています。
多機能・細かく設定できるUI・書き味ですら調整が必要な設計の為、実質PC版でもiPad版でもそのまま使う設計にはなっていません。
カスタマイズが面倒&料金的な問題もあって、PCでは「CLIP STUDIO PAINT」を利用している方も、後述の「Procreate」を利用している方が多く見られます。
逆にカスタマイズが上手くはまれば、豊富な素材やブラシ、がそのままPC版と同じ物が利用でき、Clip方式で保存していても問題なく利用できるため、「出先でささっと作業ファイルを修正」などといった事が簡単に可能です。
Pro11で利用してみて、UIやジェスチャー等を調整してみたのですが、「置いて使う状況においては使いやすい」と感じました。
完成まで持って行く場合や、人によっては補助デバイス等が必要でしょうが、私みたいに「ラフか線画迄で利用するブラシはほぼ各工程で1個」な人はシンプルに使えるのではないかと思います。
若干気になるのが、「パームリジェクション」が若干過敏気味で、指シングルスワイプで手のひらを設定していると意図せずキャンバスが動いてしまうケースが見受けられます。
機能でオフには出来るのですが、若干使い勝手が悪くなるトレードオフが発生しますので、これは好みかな・・・
現在のUI
よく利用する機能をコマンドバーに詰め込み、細かい操作はメニュー若しくは右側のツールから選択しています。
「元に戻す/やり直し」、「移動・拡縮・回転」はジェスチャーで。
アップルペンシルの軸ダブルタップは誤爆が多い握り方をしているので、オフにしています。
現在選択中の「ブラシ、消しゴム、筆、エアブラシ」を切り返し、ブラシグループ内での切り替えは「クイックアクション」で呼び出して切り替えています。

PROCREATE
iPadで大人気のお絵かきソフトです。
恐らく有料イラストソフトでは一番利用されているのでは無いでしょうか。
シンプルなUIとiPadに特化した使いやすい操作方法、そしてアナログライクに近い描き味が人気です。
価格
現時点(2020年6月19日)で買い切り1,200円です。
一度支払ってしまえば、原則ずっと使えます。正直この高性能でこの価格はうれしい。(※)
※将来メジャーアップデート等で買い直しになるケースは考えられます。
利用の感想
とにかく使いやすいし直感的に操作ができます。
実は細かく設定が出来るのですが、ラフや線画くらいまででしたらほぼ標準状態でも利用できるくらい優れています。
指のシングルスワイプで消しゴムこれがまた便利です。ApplePencilで線を描き、指で消す。
この操作が出来ることでかなりストレスフリーな描画ができます。
「パームリジェクション」も良い感じに調整されていて、所謂想定外の動作が少ない印象です。
アナログ描画より楽なんじゃないかな?
また、Photoshopのブラシも利用できたり、描いている行程を自動的に録画してくれる機能などといった便利な機能も搭載しています。
「CLIPS TUDIO PAINT」と比べると、どちらかというと「線画にあまり頼らない、厚塗りに近い」描き方をする方は特にお勧めです。
現在のUI
UI自体は弄れない?弄る必要が無いくらい優秀でシンプルです。
特に11インチと相性が良いと思います。
設定自体は私がいていることと言えば下記二点くらいかな?
- 指のシングルスワイプで消しゴム
- 「□」でクイックメニューを表示
シンプルなUIなのですが、設定が何も出来ないわけでは無く、ブラシの手ぶれ補正であったりベクター機能はないもの、一部図形に対する補正機能があったりと、手書きで使うには申し分ないと思います。
