Cintiq Pro 16 4K表示

2018年1月9日

つい先日のビデオファームウェアアップデートでついに私の環境でも4K表示に対応致しました!
そんなわけでちょこっと使ってみました。

 

総評

いろいろ試してみた結果、今迄通り2K表示で利用することにしました。
理由は色々あるのですが、主に以下の通りです。

 

アプリケーションが4K表示を考慮していない

SAI2は唯一綺麗に4K表示に対応出来ました。
PhotoshopCC2018はUI部分のみ大きく出来るのですが、肝心のメニュー周りが極小のまま
CLIP STUDIO EXは4K用の表示モードを用意しておらず、目がチカチカしています(笑
タッチUIで代替えは可能そうですが…

 

パフォーマンスやアプリケーションの挙動がおかしくなる。

私の環境(後述)では、主に以下のような症状が発生しました。

  • CLIP STUDIO EXでは明らかに動きがカクカクになる。(最適化の問題?)
  • 使い込んでいくと、ショートカットキー等が効かなくなったり、と怪しい挙動をしだす。

ちなみにSAI2は驚きの軽さでした。

 

再起動のたびにCintiqの電源を入れ直さないといけない。

Windowsの仕様なのかは不明ですが、Cintiq Pro16で4K表示をするには、Windowsの起動が始まった辺りで電源を入れないと4K表示になりません。

伝統的にWacomの電源スイッチ周りの耐久性はあまりよろしくないとの評判なのと、ドライバーの性能が良くないので、環境によってはかなり面倒です。

 

4Kと2Kで使ってみて

Cintiq Pro16自体は2Kでも十分綺麗に使えますが、4Kで利用できる状況で2K利用の場合、以下の点について注意する必要があります。

 

電源を入れる順番はやっぱり必要

4K表示の場合、電源を入れる順番が必要と記載しましたが、2Kについてもいえます。

パソコンの電源を入れ、Windowsの起動が始まったあたりで電源をいれると、Windowsの設定如何に問わず4K表示にってしまいます。

ですので、パソコンの電源を入れる前にCintiqの電源を入れておくのが理想となります。

 

アップスケーリングの問題

流石に4K表示後に2Kに戻すとかなりぼやけて見えます。
とは言え、個人差があるとは思いますが、数分もすれば慣れます。十分綺麗です。

 

私の利用環境

この性能だと、13HD (表示はFHD)の時もCLIP STUDIOは結構重たかったんですよね…レイヤーが100枚くらいになるとカックカクになります。

今冬の原稿から一部以外は全てパーツ毎にまとめてしまっています。
今までは見直すかなと思って全てレイヤー分けていたのですけど、見直すことは殆どないことに気がついたのです。
あと、大体完成品見ればどうやって描いたかわかるようになってきたので。

 

利用ソフト

  • CLIP STUDIO EX
  • Photoshop CC2018
  • PaintTool SAI Version 2 (2017年12月01日版)

 

パソコン環境

  • Core i5 4670
  • 32GB メモリ
  • 250GB+120GB SSD
  • GTX780Ti
  • Windows 10 Creators Update (1703)

ちなみにCintiq Pro16との接続については、Wacom LINK 経由で、エレコム製のDPケーブルを利用しています。